デントリペア施工例
車の部位ごとにデントリペア施工例をまとめています。
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1・ボンネット、ルーフ(屋根)のデントリペア施工例
BMW1シリーズ(M135i)のボンネット先端近くのヘコミ、エクボ
ボンネットの先端近くは補強のため袋状になっていることが多いですが、小さなサービスホール等を探してリペアを行います。
ボンネットを閉めるときに最後に抑えて閉める方がいらっしゃいますが、押すとこの辺がボヤーっと凹んでしまうことありますので、できたら少し持ち上げた状態で「ボンっ」っと落としたほうが良いかもしれません。なんとなく車に優しくないような気もしますが。
マツダ、デミオのボンネットのヘコミ、エクボ
ボンネットの裏側は骨状の補強が張り巡らされていますが、様々なデントリペア工具を駆使してリペアを行います。
ひょう(雹)の被害に遭ってしまったお車のボンネットにはこのような感じのヘコミが無数にあったりします。もう100個なんてあった日にはクラクラします。
トヨタ、ノアのルーフ(屋根)のヘコミ、エクボ
ルーフの裏側もボンネット同様に梁状の補強がありますが全く問題なくリペアを行います。工具の使用が困難な場合などはルーフライニング(天井の内貼り)を下して作業を行います。
いままでにいろいろな理由でできてしまった凹みを修理しましたが、「柿」が落ちてきたとか「ドングリ」が落ちてきたとかちょっと面白い理由で凹んでしまったお車もあります。
ホンダ、インテグラのルーフ(屋根)のヘコミ
毎年埼玉にも雪が降ってきます。その際に家の屋根等に積もった雪が解ける際に落ちてくることがあります。そしてその下にお車が駐車していた場合にはこのようになってしまうこともあります。
もっとひどいケースも多いのですが、デントリペアで修理できる凹み方にも限界があるのでご相談ください。
2・ピラー(ルーフ脇・肩)のデントリペア施工例
スバル、レガシーのピラー部のヘコミ、エクボ
ピラー部分はほぼ袋状になっているため通常のデントリペア工具で裏から押すという作業が困難な場合が多い場所です。その際には「プーリング」という方法で表から引っ張って直すという手法を使います。
このケースではヘコミと共に小さな傷がありますが、ヘコミを無くしてしまうことにより傷もこのお車のようにほぼ気にならないようになる場合もあります。
トヨタ、プリウスのピラー部のヘコミ
ピラー部分はかなり鉄板も硬いケースが多いのですが、こういった深めのヘコミでもリペアを行います。
ひたすらに引っ張って、叩いてを繰り返し修理していきます。クリア塗装や塗装本体が剥がれてしまうリスクもあります。
トヨタ、ヴェロッサのピラー部のヘコミ、エクボ
棒状のものが倒れてきたリした場合に発生するヘコミ状態です。このヘコミも「プーリング」によってリペアを行います。
ピラーといえば、最近のお車ではこの部分の鉄板が柔らかいものがあります。洗車や拭き上げの際などに手をつかないようにしてくださいね。気が付いたらウニウニと波打っているケースがあります。
3・フロントフェンダーのデントリペア施工例
トヨタ、86、スバル、BRZのフロントフェンダーのヘコミ
フロントフェンダーはデントリペアが得意とするパネルの一つです。
タイヤハウス内のカバーを外すか浮かせる、もしくはエンジンルーム内の隙間からデントリペア工具をアクセスさせて修理します。その時々により最善の方法を選択します。
マツダ、RX-7のフロントフェンダーのヘコミ
今となっては希少になってきたお車など、塗装を行うことを躊躇してしまうこともありますよね。デントリペアならオリジナル塗装を守れます。
デントリペアでオリジナル塗装にこだわるのも良し。新しい塗装を行うことによりなんとなく色が異なってしまうことを避けるのも良し。
4・ドアのデントリペア施工例
ホンダ、インサイトのドアのヘコミ、エクボ
一番デントリペアのご依頼が多い場所がドアです。いつの間にかにほかの車からドアを当てられた(ドアパンチ)等によりヘコミが出来てしまうのです。
ドアのヘコミは基本的に「ガラス」と「外側パネル」の間に隙間を作り、その隙間からデントリペア工具をアクセスさせて修理します。
トヨタ、ハリアーのドアのヘコミ、エクボ
ドアのデントリペアの場合、よっぽどの障害物がない限りドアの内貼りを外すといった作業は生じません。お車の部品に優しいデントリペアです。
輸入車などに一度外してしまうとガバガバになってしまうクリップやファズナーがあるんです。
ホンダ、オデッセイのドアのヘコミ、エクボ
かなり強烈に凹まされています。こんな場合もデントリペアが最適なのです。これ直るの?などお気軽にお問い合わせください。
よく、ドアパンチを避けるためにスーパーやホームセンター等にて駐車位置に気を付けているオーナー様多いですよね。で、戻ってくると、、他にいっぱい空いているのに横に車が、そして凹んでることも。
まぁ、基本的に避けられないのですけど私は勝手な独自理論を持ってます。機会があったら聞いてみてやってください(笑)
BMW、1シリーズ(130)のドアのヘコミ
ドアのプレスラインなどもデントリペアで可能なケースがほとんどです。諦めないでください。
プレスラインは修理するの大変なんですよ。裏側に邪魔ものがあったり、逆Rだったり。最近は少なくなりましたけれども30プリウスなんて、上部のプレスラインなんてビシっっとあってもう泣きそうです。
5・リアフェンダー、リアクォーターのデントリペア施工例
BMW、2シリーズカブリオレのリアフェンダー、リアクォーターのヘコミ
曲面を多用している場所や濃い色のお車は小さなヘコミも目立ってしまい気になってしまいます。もう大丈夫です、だってデントリペアを知ってしまったでしょ。
ホンダ、Nボックスのリアフェンダー、リアクォーターのヘコミ
リアフェンダー、リアクォーターの場合は内貼りを外す作業やテールランプを外すといった作業がどうしても必要になります。最悪の場合デントリペア工具が使えない場合もありますが、その際には「プーリング」によってリペアできることもあります。
お車によってはすごくアクセスが楽な場合もあります。構造がフロントフェンダーと同じって車があるんですよ。
スバル、レガシーのリアフェンダー、リアクォーターのヘコミ
この場所も結構ご依頼が多い場所です。当てられやすいとかご自身で当ててしまった、、といった場合が多いのでしょうか?
この辺はデントリペア工具が届く場合もありますが届かない場合が多いですかね?そうしたらプーリングという手法で引っ張って修理します。
6・リアゲート、バックドアのデントリペア施工例
ホンダ、フィットのリアゲート、バックドアのヘコミ
ナンバープレートのちょっと下に小さなヘコミですが傷もありますがヘコミがなくなってしまえば気にならなくなるんです。不思議。人間も車も自分の後ろ姿は気にしてしまいますが、車の場合は自分で気が付くことが出来ます。気が付いたらデントリペア。
まれに、ナンバープレートのヘコミも一緒にリペアをというお話もありますが、そういった場合はナンバープレートの交換申請したほうが良いと思います。安上がりで新品が来ます。
トヨタ、ハイエースのリアゲート、バックドアのヘコミ
ガッツリと凹んでますがデントリペアで修理可能なヘコミならデントリペアで修理が最適。鈑金塗装の場合には最悪パネル交換といった場合も。
リアゲートはバックドアはお車によって内装を外してすんなり修理できる場合もあれば、さてどうしましょ?という場合もあるパネルです。